初心者でもこれだけでOK!絶対的おすすめレシピ本
私が料理をせざるを得ない状況になったのは中学二年生のとき。それまでほぼ母のごはんで育っていたのですが、家庭の事情により母が料理どころではなくなってしまい、中二から中三にかけての夕飯は365日中350日は外食or店屋物という感じ。
それはそれで大変だったんですが、問題は昼食。給食のない中学校に通っていたので、毎日お弁当。買って持っていくことも禁止されていなかったけど、コンビニ飯も毎日だと飽きるし、周りの生徒がお母さんお手製のお弁当を持参しているなかコンビニのご飯ばかりだと寂しく感じて、自分で作ることにしたのです。
だから初めて自分で買ったレシピ本は、お弁当のおかずを15分でつくろう!というコンセプトのもの。ちゃんとレシピ本を見て初めて作ったおかずは「プチトマトのおかか和え」。プチトマトを半分に切っておかかと醤油と胡麻油で和えた料理ともいえないものなんですが、「火を通さなくても、ちょっとした工夫でただのトマトがおかずになるんだ…!」と感動したことを覚えています。
教えてくれる人もいないし今みたいにcookpadがあるわけでもないし、それからレシピ本が私の料理の先生となり、大学生になるころにはメジャーな家庭料理は一通り作れるようになりました。
そのように私に料理の基礎を叩き込んでくれた「先生」がこちら!!
基本の和食 (オレンジページブックス―とりあえずこの料理さえ作れれば)
- 出版社/メーカー: オレンジページ
- 発売日: 2000/02
- メディア: ムック
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オレンジページブックスから出ている「基本の」シリーズ!
ほんと使い込みすぎて汚い写真で失礼します…和食とイタリアンに至っては表紙が取れちゃってるし。
レシピ本って流行り廃りが激しいジャンルなのに、出版から15年経っても販売されているってことがすごい。それだけ支持を集めているってことだよね。「生徒」としてうれしい限りです。
和食以外には下のものを持っています。
基本のイタリアン (オレンジページブックス―とりあえずこの料理さえ作れれば)
- 出版社/メーカー: オレンジページ
- 発売日: 2000/02
- メディア: ムック
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基本の洋食 (オレンジページブックス―とりあえずこの料理さえ作れれば)
- 出版社/メーカー: オレンジページ
- 発売日: 2000/05
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基本の中華 (オレンジページブックス―とりあえずこの料理さえ作れれば)
- 出版社/メーカー: オレンジページ
- 発売日: 2000/05
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基本のアジアごはん (オレンジページブックス―さらに料理を知りたいときに)
- 出版社/メーカー: オレンジページ
- 発売日: 2001/07
- メディア: ムック
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アジアごはんは正直作っていないレシピもたくさんあるのですが、和食・イタリアン・洋食・中華に掲載されているレシピは9割方作ったことがあると思います。
このレシピ本の特徴は本自体が大きくてヴィジュアルがとっても見やすいことと、作り方がていねいだけど楽な方法ではなく、料理のすごく基本的なことまで説明があること。
『基本の和食』には野菜の切り方、大さじ小さじの量り方から「ひたひた」の水加減まで絵で説明されています。『基本の洋食』では洋食のマスト食材、たまねぎの扱い方やスープの素の使い分けが載っています。
掲載されているレシピも「鶏もも肉のガランティーヌサヴァイヨンソース添え」みたいな聞いたことのない料理はほとんどなく、肉じゃがラザニアロールキャベツみたいな基本プラスアルファって感じなのです。
インターネットで検索すればいくらでもレシピは出てきます。でも、そのレシピが好みの味なのか、作る労力がどのくらいかかるのかを勘案して自分に合うかを選び取るにはやっぱり基本的な料理が作ることができないと難しいと思います。
これから料理ができるようになりたい方、4月から一人暮らしが始まるお子さんへの餞別に本当におすすめです!1冊600円(税別)っていうのも嬉しい。
実は昨日の夕飯も『基本の中華』で習った麻婆豆腐でした。
子どもがいるので豆板醤少なめ味噌多め、花椒はあとから私の分だけ足してアレンジ。つい食べ過ぎちゃうのだけが難点です。
それではごきげんよう!