ちきりんさんからインタビュー、発信することの大切さ
Chikirinの日記でおなじみの社会派ブロガーちきりんさんからキャリアについてのインタビューを受けました。
インタビューのきっかけとなったのは私が書いたこちらのエントリ。
もともとちきりんさんのブログや著書のファンで、よくチェックしていました。そんなとき、ちきりんさんのツイート&ブログで自分の好きなものを3位まで選んで答え、全体の回答と近い人がちきりんさんとのお茶会に参加できる、という企画が開催されました。
本名も顔も公表していない「覆面ブロガー」のちきりんさん。
こんな機会でもないとなかなか会えないぞ!と意気込み、完全に当てにいくつもりで投票したところ、見事お茶会に当選。参加しました。
そこでちきりんさんに「あなたの経験を読みたい人がいる」とアドバイスを受けて書いたのが冒頭のブログのエントリなんです。
それから1年以上経ち、ちきりんさんがプロゲーマー梅原大吾さんとの対談本『悩みどころと逃げどころ』を出版されます。
全く異なるキャリアのふたりが100時間もかけて語りつくした、それぞれの人がそれぞれの「いい人生」と巡り合うためのヒントがぎゅっと詰まった対談集です。
「この本の内容と三星さんの経験がぴったりだから」ということで私にインタビューの白羽の矢が立ちました。
そして、「Chikirinの日記」にて「いい人生の探し方」というタイトルで、インタビューとちきりんさんがそこから考えたことについて、6回に渡るボリュームで連載されるに至ったのです。
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憧れの著者と触れ合えるイベントに当選して、
その著者にインタビューしてもらって、ブログのエントリまで書いてもらってる。
「運いいなぁ、こいつ」
と思いませんでしたか?
確かに私自身も、運がいいな、とは思います。
でも、私がちきりんさんの人気ツイート&ブログを投票したから、お茶会に当選したのです。
私がちきりんさんのアドバイス通り、自分のある意味黒歴史を赤裸々にさらしてブログを書いたから、声をかけてもらえたのです。
私は普段、家と会社と娘の習い事の間を行き来するだけの生活です。会話をする人もごく少数に限られています。
それでも、今はインターネットがあります。
SNSやブログがあります。
家にいながら、外に向かって発信することができるのです。
自分の好きな人や憧れの人について、マナーを守って様々な形で発信していると、かなりの高確率でその相手と関わりを持つことができます。
マナーといっても難しく考える必要はありません。「本人が目の前にいたらどういう伝え方をするか」ということを考えればいいだけです。
私もツイッターを使い始めたころは、失礼なことは呟かないように気をつけていましたが、特に何も考えずぼんやりとつぶやいていました。
でも、物を書くことも仕事にしたい、と心に決めこのブログを立ち上げたとき、自分の世界を広げるために発信しよう、と行動規範を立てたのです。
すると、いろんなことが繋がり、ちきりんさんのインタビュー以外にもたくさんの「運がいいなあ」と思われることが起き、現在進行形で世界が広がっていっています。
そんな時代、まだ始まったばかりなんです。
利用しなきゃもったいなくない?
嫌いな人を叩くために発信している人をみると、他人事ながらもったいなさすぎて歯ぎしりしそうになります。嫌いな人だけでなく好きな人からも回りまわって敬遠されるのに!
ということで、なぜ無名ブロガーがちきりんさんにインタビューされたのか?という経緯についてと、発信すると世界が広がるよ!というお話でした!
ちきりんさんの連載はこちらから。
第四話から最終話は、ちきりんさんが私の話から考えたことについて書かれているのですが、読むたびに励まされ、気づきがあります。
様々なことに配慮して多くの方の心に届くであろうエントリを書いてくださったちきりんさんに心から感謝しています。
みんなも世界を広げようぜ!それではごきげんよう!