みほしブログ

趣味は生活と読書。

「ママっぽくない」が褒め言葉としてまかり通る少子化大国ジャパン

離婚歴あり、子持ち、シングルマザーという肩書は、ひとのゴシップ心を引き付けるのに十分なスペックであるということを身をもって学んだので、あまり付き合いの深くないところではそういった個人情報を極力出さないように注意している。 とはいえ、嘘をつい…

誕生日に子どもへ贈るおすすめメッセージ

おかげさまで娘が9歳の誕生日を迎えました。 娘への誕生日プレゼントは一昨年から決まっていて「本1万円分」。1万円分も本買ってあげるの!?と驚かれる方もいらっしゃるでしょうが、ちょくちょく買ってあげるとそのくらいの金額になっちゃうし、まとめて…

女系四代、愛すべきうっかりした生涯―『乙女の家』朝倉かすみ

読み終えての第一声は「ずっるーい……」だった。朝倉かすみはずるい、ずるすぎるほど巧みなんです。そしてこの小説を好きにならない人間がいるだろうか(反語)。 『乙女の家』は「うっかりした生涯を送ってきました。」という一文から始まる。文学ズレした輩…

BFをめぐる女の人生

娘がお腹にいた頃、私自身たいへん忙しく、その上ラッキーなことにつわりなし・体重ほぼ増加せず・妊娠中毒症のたぐい一切なしの健康体妊婦だったので「産休になってから色々準備すりゃいーだろ」っていう余裕っぷりで育児書の1冊も読んでいなかった。 それ…

家族をけなすのは謙遜じゃなくて悪口です。

娘のバレエの発表会を来月に控えて毎週末そのリハーサルやら話し合いやらでバタバタしてます。今回の演目は「眠れる森の美女」。 ていうか、バレエを習わせてる母たちってこんなに大変なんだね… 発表会の来賓の把握に案内、お弁当の手配に衣装の直し、当日ス…

私たちは良き母です。

金曜日はしんどい。 仕事が終わり、ご飯を作る元気もなく、よろよろと習い事のお教室まで娘を迎えに行ってファミレスで夕ごはん食べて(だいたい同じ小学校のママ友がふたりはいて、気まずそうに会釈をかわし、テーブルのビールジョッキを見ないようにする)…