みほしブログ

趣味は生活と読書。

【解決済み】ブロッコリー茎消費問題

ブロッコリーが大好きなんである。

あの青々しいのに苦味がないやさしい味わい、茹でてなんらかの油で和えておくだけで1週間近く日持ちし、お弁当に突っ込んでもよし、肉の付け合わせに添えるもよし、めんつゆなんかを掛ければ和食の副菜もいけるし、もちろんそれだけでばりばり食べてもおいしい。花のつぼみの部分を食しているというのもロマンちっく(?)。

ただブロッコリー好きが必ずぶち当たる問題がある。

「茎の部分…どうしよう?」

ブロッコリーは通常株の状態で売られていて、下半分は茎になっているのはご存知のとおり。
ブロッコリーに思い入れのない人はぽいと捨ててしまうのかもしれないけれど、つぼみの部分と同じ味わいの茎の部分を捨ててしまうのはブロッコリーLOVERにとっては憤懣やるかたないのだ(大げさ)。

でもかなり固い。かなりスジが多い。
いろんなレシピを参考にして、皮を厚めに剥き、細切りにしてまずはきんぴらにしてみた。
「まずい」
あんまり食べ物に文句を言わないうえ私と同じくブロッコリーLOVERの娘がひとくちで吐き出した。え……う、うん、食べれなくはないけど、ブロッコリーの味の良さを打ち消しているうえ、なにかスジの多い淡白なものを咀嚼しているだけの気分。何度か調味料の量を変えて作ってみたけれどそもそもきんぴらという手法が間違っていたようだ!

次にくたくたになるまで煮込んで、ミキサーにかけてスープにする……す、スジがぁぁ!スジがぁああ!!(ラピュタのムスカの声で再生してください)濾せば飲めそうなものの、皮剥いて煮てミキサーかけて濾す、そこまでする……?茎に?

茎の利用をあきらめかけたとき、近所のやや高級スーパーに国産ブロッコリーが売られていた。よく見かけるアメリカ産や韓国産のブロッコリーより数十円高く、1株198円(税抜)だった。

そのブロッコリーにつけられたPOPにはこう書かれていた。

「国産ブロッコリーはスジが少なく、茎まで食べられます!」

なんだって……!?本当か??

早速買ってきて、茹でてみる。つぼみのあたりはいつもと同じように房に分け、茎の部分は輪切りにしてみた。

……食べられる!皮すら剥かなくても大丈夫!

そう、茎を食べたいなら外国産ではなく国産ブロッコリーを買え!という解決方法。茎をどう消費するかという観点を捨て、茎まで食べられるものを買うようにすればいいのだ!ちょっと高いけど!

でも、なんで国産のブロッコリーの茎の方がやわらかいのだろう?他のスーパーでも国産と外国産のブロッコリーを買って比べてみたんだけど、どれも国産のほうがやわらかかった。ググってみたけれど特に明確な理由は出てこなかった。品種が違うのかな。(知ってたら教えてください)。

食べられるとはいえ、やっぱりつぼみのほうが見栄えはするんだよね。なので国産のブロッコリーでも茎の部分はそのまま出さず、

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茹でたあと塩とオリーブオイルを少量ふりかけ、ハンドブレンダ―をつっこんで「ブロッコリーペースト」にしています。

このブロッコリーペースト、かなり使える。

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ブロッコリーのパスタ
オリーブオイルでにんにくのみじん切りとペーストを炒めたあと、パスタの茹で汁で伸ばして乳化させ、塩で味を調えたらパスタと和えるだけ。パルメザンチーズをお好みで振ってもよし、白ワインに合う。

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ブロッコリーの冷製スープ
牛乳と混ぜて塩コショウで味を調えるだけで冷たいブロッコリースープの出来上がり。

他にもパンに塗ったりソースにしたり。

 

ということで、我が家のブロッコリー茎消費問題は、

1、国産ブロッコリーを購入する

2、茎は茹でてペースト状にして利用

という方法をもって解決に至りました。全国のブロッコリーLOVERの皆様の参考になれば幸いです。それではごきげんよう!

いいことずくめの ブロッコリー<いいことずくめ> (角川SSC)

いいことずくめの ブロッコリー<いいことずくめ> (角川SSC)

 

 

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